具体的なweb会議 システムの説明
着床確率を高めるため、体外受精では一度に数個の受精卵を子宮内に入れるので、4つ子や5つ子などを妊娠して″減数手術″が行われるという問題が生じてくる。
受精用の卵子を女性の体内から取り出すにも手術が必要で、苦痛が伴うといった課題も多い。
それでも女性の不妊の治療は、体外受精の登場によって大きく進展したのは間違いない。
ここまでくれば、妻の子宮に問題があるときには他人の子宮に受精卵を入れて、代理母として子供を産んでもらおうという発想も、そう飛躍したものではないだろう。
つまり、「誰かの精子」と「誰かの卵子」、そして「誰かの子宮」があれば、立派に赤ん坊が生まれることになる。
ただし、それが誰の子供なのかは簡単な話ではすまないだろう。
顕微受精というハイテク体外受精卵を子宮内に移入する技術の普及は、さらにハイテク生殖技術を生んだ。
単に卵子と精子が出会っても、精子の活動が不活発で卵子の内部にまで入り込めないために、男性の不妊となっている人は珍しくない。
また精子の数が少ないと、自然の妊娠はもちろん、体外受精のように試験管のなかでの受精も難しい。
それならば、人工的に精子を卵子の内部に送り込んで受精できれば、あとは子宮に入れてやるだけだから妊娠が可能になるはずである。
というわけで、主に女性の不妊治療の技術として開発されてきた体外受精が、男性の不妊の治療技術を開発させた。
それが「顕微受精」と呼ばれる体外受精法である。
顕微受精の方法を大まかにいえば、顕微鏡によって卵子を見ながら、細いガラス管などによって卵子を包む膜に穴を開けて精子を送り込む手法である。
「精子の数が極端に少ないなど、男性側に原因がある重症の不妊を対象とする」という条件で、日本産科婦人科学会が顕微受精の臨床応用について承認したのが91年11月。
その実施状況について初めて調査データが発表されたのは94年4月で、92年中に600組の夫婦にたいして治療が行われて、少なくとも35人の赤ん坊が誕生していると報告されている。
初期の頃はメカニズムに不明な部分が多いことから、少しでも自然の受精行動に近い形にする、そして卵細胞の実質を傷つけないようにといった配慮があった。
このため最初は、卵子のいちばん外側の膜である透明帯に穴を開けるだけで、精子は自分の力で内部に入ることを要求された。
次は、細胞の実質である細胞質のあいだにある、囲卵腔と呼ばれる一種の隙間部分に精子を送り込んでやる方法だった。
web会議 システムに関する、web会議 システムセミナー開催中です。